確率分布推定の観点に基づいた交叉オペレータの表現力の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS5-1

グループ名: 【C】平成19年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/04

タイトル(英語): A Discussion on Expressiveness of Crossover Operators from Viewpoints of Probability Distribution Estimation

著者名: 染谷 博司(統計数理研究所)

著者名(英語): Hiroshi Someya(The Institute of Statistical Mathematics)

キーワード: 交叉オペレーター|実数値GA|確率分布推定|最適化|Crossover Operator|Real-coded GA|Probability Distribution Estimation|Optimization

要約(日本語): 探索空間内に複数の探索点を配置し,これらの中の良好な探索点群から推定された確率分布に基づき新たな探索点を生成することを繰り返す確率的最適化手法であるEDAが注目されている.また,EDAと遺伝的アルゴリズム (GA) の探索原理を比較することにより,両者の探索アルゴリズムを統一的に理解しようという試みが報告されている.本研究では,このような試みが示す確率分布推定に基づく観点から,実数値GAの交叉オペレータの確率モデルとしての表現力に関して検討した.その結果,既存の代表的な交叉オペレータに対し,非対称正規分布交叉 (ANDX) は表現力に優れることが明らかになった.

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