状態遷移に基づく相互作用を加えた多出発シミュレーテッドアニーリング

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS5-12

グループ名: 【C】平成19年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/04

タイトル(英語): A Multi-start Simulated Annealing Added Interaction Based on State TransitionF

著者名: 松村 浩志(千葉大学),岡本 卓(千葉大学),小圷 成一(千葉大学),平田 廣則(千葉大学)

著者名(英語): Hiroshi Matsumura(Chiba University),Takashi Okamoto(Chiba University),Seiichi Koakutsu(Chiba University),Hironori Hirata(Chiba University)

キーワード: シミュレーテッドアニーリング|組合せ最適化問題|相互作用相互作用|Simulated Annealing|Combinatorial Optimization Problem|interaction

要約(日本語): 組合せ最適化問題に対する最適化手法の一つであるMulti-start SA（以下MSA）は一般に,Simulated Annealing（以下SA）と同等以上の性能を有する手法であり,加えて,並列化された状態系列に対して集中化・多様化を適切に行うことによりさらなる性能の向上が期待できる手法である。本稿では,MSAの状態遷移において自身の評価関数値を最も改善したエージェントの遷移情報を利用した相互作用をMSAに加えた手法を提案する。提案手法は,各探索点の近傍にある改善解を確率的な状態遷移より速く発見することで,MSAの探索性能の向上を目的とする。計算機実験によりMSAと比較することで提案手法の有効性を検証する。

PDFファイルサイズ: 2,420 Kバイト