帯域雑音信号による対象物までの距離推定
帯域雑音信号による対象物までの距離推定
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS9-3
グループ名: 【C】平成19年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/04
タイトル(英語): Distance Estimation to Targets Using Band-limited Noise Signal
著者名: 中迫昇(近畿大学),上保徹志(雑賀技術研究所/近畿大学),大亦紀光(近畿大学),板垣英恵(近畿大学)
著者名(英語): Noboru Nakasako(Kinki University),Tetsuji Uebo(Kinki University),Norimitsu Ohmata(Kinki University),Hanae Itagaki(Kinki University)
キーワード: 定在波|距離推定|フーリエ変換|帯域雑音信号|距離スペクトル|standing wave|distance estimation|Fourier transform|band-limted noise signal|range spectrum
要約(日本語): 一般に超音波による距離計測では,送信パルスと対象物からの反射波との時間差が用いられている.しかし、送信パルスが十分減衰しないうちに反射波が返ってくるような距離では反射波が送信波に埋もれてしまい測定できない.市販されている超音波距離計や,タンク内の水位を測定する超音波レベル計などでは距離が数10cm以下になると測定できなくなるものがほとんどである.一方,マイクロ波レーダの分野では,近距離計測を行うために定在波を利用する手法が知られている.
本研究では,既発表に引き続き,近距離計測の技術を音とくに可聴音に拡張することを考え,定在波を利用した帯域雑音信号による近距離推定法について詳述する.さらに,提案手法をシミュレーションなどに適用し,その有効性を検証する.
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