進化的計算による直並列冗長系の最適設計

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC5-5

グループ名: 【C】平成19年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/04

タイトル(英語): Optimal Design of a Series-parallel Redundant System Using Evolutionary Computation

著者名: 辻村 泰寛(日本工業大学),山地 秀美(首都大学東京),山本 久志(首都大学東京),神林 靖(日本工業大学)

著者名(英語): Yasuhiro Tsujimura(Nippon Institute of Technology),Hidemi Yamachi(Tokyo Metropolitan University),Hisashi Yamamoto(Tokyo Metropolitan University),Yasushi Kambayashi(Nippon Institute of Technology)

キーワード: 進化的計算|信頼性設計|多目的最適化|直並列冗長系|Evolutionary Computation|Reliability Design|Multi-objective Optimization|Series-parallel Redundant System

要約(日本語): 本稿では、サブシステムごとに配置するコンポーネント数が決まっていて、信頼度やコストが異なるコンポーネントを、特定のサブシステム内であればどの位置でも配置可能であるという条件の下で、システム信頼度最大となる最適配置を求める問題を取り上げる。この問題は、コンポーネントの信頼度の違いにより最適解（最適配置）が異なることが知られており、容易に求まらない。そこでここでは、多目的遺伝的アルゴリズム（以下、MOGAとする）を用いた探索手法を提案し、筆者らのが以前に提案した縦優先探索を用いた厳密解法との比較実験および、大きな規模の問題を用いた実験結果を示す。これらの結果から、直並列冗長系最適配置問題の特性を分析し、提案MOGAの探索効率と有効性を示す。

PDFファイルサイズ: 3,684 Kバイト