無線LANによるホームネットワーク構築時のセキュリティの検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC6-2

グループ名: 【C】平成19年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/04

タイトル(英語): Wireless LAN Security for Home Network

著者名: 津下康平 (電力中央研究所),木内舞 (電力中央研究所),大場英二 (電力中央研究所),宮下充史 (電力中央研究所),芹澤善積 (電力中央研究所)

キーワード: 無線LAN|セキュリティ|ホームネットワークホームネットワーク|Wireless LAN|Security|Home Network

要約(日本語): ホームネットワークには、簡易に柔軟かつ高速なネットワークを構築可能な無線LAN技術の活用が想定される。無線LANのセキュリティ対策として、現在主流になりつつあるWPAおよびWPA2を適用したネットワークを構築し、通信性能およびセキュリティの評価を実施した。WPA/WPA2の適用による通信速度等の性能に与える影響は極めて少ない結果が得られた一方で、端末側の設定方法に起因して機密性や完全性が脅かされる可能性があることや、偽のアクセスポイントによって可用性に深刻な影響を受け得ることが確認された。評価結果を基に、WPA/WPA2適用時の留意事項など、リスク低減が期待できる方策をとりまとめた。

PDFファイルサイズ: 6,766 Kバイト