母音の電気刺激信号に対する聴神経軸索モデルのスパイク応答
母音の電気刺激信号に対する聴神経軸索モデルのスパイク応答
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC7-5
グループ名: 【C】平成19年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/04
タイトル(英語): Synchronization Index of Neural Spike Trains in Response to the Filtered Vowel Signal Stimuli in the Presence of a Pseudo-spontaneous Activity
著者名: 和田 圭正(関東学院大学),簑 弘幸(関東学院大学)
著者名(英語): Yoshimasa Wada(Kanto Gakuin University),Hiroyuki Mino(Kanto Gakuin University)
キーワード: 電気刺激|活動電位|確率イオンチャネル|スパイク列|神経補綴コンピューターシミュレーション|Electric Stimulation|Action Potential|Stochastic Ion Channels|Neural Spike Trains|Neural ProsthesisComputer Simulation
要約(日本語): 本論文では、50個のランヴィエ絞輪を持つ聴神経軸索モデルにおいて、母音を含んだ細胞外電気刺激に対するニューロンスパイク列の統計的性質が、計算機シミュレーションによって示される。電流刺激波形は軸索モデル中央の1mm上に置かれた電極から繰り返し提示され、一方スパイク発火時刻は、36番目のランヴィエ絞輪で記録された。記録されたスパイク発火時刻から周期ヒストグラムが生成され、更に同期指標が推定された。その結果、帯域通過フィルタを通した母音信号に対して同期指標が最大となる振幅が見出され、母音信号をスパイク列に効率良く符号化する方法が示唆された。
PDFファイルサイズ: 1,827 Kバイト
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