病理学的形状特徴量による大腸腫瘍の悪性度判別

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC7-8

グループ名: 【C】平成19年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/04

タイトル(英語): Severity Discrimination of Colorectal Tumor by Pathological Shape Features

著者名: 田中 敏幸(慶應義塾大学),水尾 佳弘(慶應義塾大学),岡 輝明(関東中央病院)

著者名(英語): Toshiyuki Tanaka(Keio University),Yoshihiro Mizuo(Keio University),Teruaki Oka(Kanto Central Hospital)

キーワード: 大腸腫瘍|悪性度判別|病理学的特徴量|パターン計測|判別分析法|colorectal tumor|severity descrimination|pathological feature|pattern measurement|discriminant method

要約(日本語): 本研究では、大腸腫瘍について病理学的特徴量を画像計測することによって悪性度判別を行う手法とその結果について報告している。画像計測による腫瘍判別には3つのフェーズがある。まず第1に、画像から必要な対象の形状を抽出するという部分であり、大腸手法の場合には腺管と呼ばれている部分がその対象となる。悪性大腸腫瘍場合に形状が非常にいびつになったため、本研究では手動での抽出を行った。第2のフェーズとしては、抽出された形状からパターン計測の手法を用いて病理学的形状特徴量を求めた。第3のフェーズは、統計解析による判別分析を行った。現時点では腫瘍画像の数が限られているが、100%近い判別率が得られた。

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