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線条体における自発カルシウム濃度変化

線条体における自発カルシウム濃度変化

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC8-12

グループ名: 【C】平成19年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/04

タイトル(英語): Spontaneous calcium changes in striatal cells

著者名: 小山内 実(大阪大学),矢口 雄一(大阪大学),山田 尚宏(大阪大学),大星文人 (大阪大学),八木 哲也(大阪大学)

著者名(英語): Makoto Osanai(Osaka University),Yuichi Yaguchi(Osaka University),Naohiro Yamada(Osaka University),Fumito Oboshi(Osaka University),Tetsuya Yagi(Osaka University)

キーワード: 自発活動|カルシウム|イメージング|ニューロン|グリア細胞時系列解析|spontaneous activity|calcium|imaging|neuron|glial celltime series analysis

要約(日本語): 大脳基底核線条体は、運動制御、強化学習などの役割を担う重要な部位である。我々は、この線条体スライス標本を用いて、自発カルシウム濃度変化 (Ca2+ 振動) の観測を行った。


その結果、1 秒以下から数百秒までの幅広い持続時間を持つ自発 Ca2+ 振動が観測された。この Ca2+ 振動は、不規則なものが多く、持続時間、振幅共に様々な時間経過を持っていた。


ほとんどの細胞において、活動電位あるいはシナプス伝達を阻害しても、この Ca2+ 振動は消失しなかった。また、薬理学実験により、この自発 Ca2+ 振動は、細胞内 Ca2+ ストア由来であるものが支配的であることが分かった。


薬理学実験と時系列解析を組み合わせて検討した結果、線条体における自発カルシウム振動は、神経活動により何らかの作用を受けていることが示唆された。

PDFファイルサイズ: 4,614 Kバイト

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