仮想生物による造作物構築行動の進化的獲得に関する基礎研究

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS6-3

グループ名: 【C】平成20年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2008/08/20

タイトル(英語): Evolutionary Acquisition in Behaviors of Building Structural Objects by Virtual Creatures

著者名: 大宮 健太(公立はこだて未来大学),中村 圭介(公立はこだて未来大学),鈴木 恵二(北海道大学)

著者名(英語): Kenta Oomiya(Future University - Hakodate),Keisuke Nakamura(Future University - Hakodate),Keiji Suzuki(Hokkaido University)

キーワード: 仮想生物|構造物|進化|３D物理シミュレーション|Virtual Creatures|Structural Objects|Evolution|3D physical simulation

要約(日本語): 本研究では、何らかの機能性を持つ構造的な造作物の構築を行う仮想生物の行動を自律的に獲得するためのフレームワークの作成を目的としている。その為の基礎研究として、本論文では、従来の進化的計算手法を用いた、造作物の構築行動の進化的な獲得に関する実験を行った。進化的計算手法として遺伝的アルゴリズムを用いた。実験として、衝突物から身を守るための防護壁の役割を持つ造作物を構築する実験、獲物を巣内に誘導するための造作物を構築するための実験、以上2種類の実験を行った。結果として、機能性を持つ造作物の構築行動を進化的に獲得できる傾向を確認することができた。

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