適応型時変慣性系による大域的最適化手法

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS12-6

グループ名: 【C】平成20年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2008/08/20

タイトル(英語): Global Optimization Method by Adaptive Time-varing Inertia System

著者名: 浜田 憲一郎(慶應義塾大学),安田 恵一郎(首都大学),相吉英太郎 (慶應義塾大学)

著者名(英語): Hamada Kenichiro(Keio University),Yasuda keiichiro(Tokyo Metroporitan University),aiyoshi Eitaro(Keio University)

キーワード: 大域的最適化|慣性系|時変システム|自律適応型モデル|global optimization|inertia system|time-varing system|autonomous adaptive model

要約(日本語): 最適化手法を力学系モデルで記述し、そのモデルを不安定化させることによって、局所的最適解への引き込みを回避して、大域的最適解を探索する大域的最適化手法が提案されている。たとえば連続時間勾配系モデルを離散化して得られる離散力学系のカオス挙動を用いる手法もその一つである。一方、慣性系モデルにおいて、その制動係数の調整により不安定化させることで、大域的探索を実現することも提案されている。本論文では、離散時間慣性系モデルの制動係数を自律適応的に調整する各種の調整則を提案し、それら自律適応型モデルを用いた大域的最適化手法の性質を、いくつかのベンチマークで確認した結果を報告する。

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