食品トレーサビリティシステムと連係した一次産業生産者からの情報発信をサポートするWebシステムの開発
食品トレーサビリティシステムと連係した一次産業生産者からの情報発信をサポートするWebシステムの開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC1-6
グループ名: 【C】平成20年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2008/08/20
タイトル(英語): Web System That Supports to Introduce Products and Environmental Information from Primary Products Producers to Cosumers Linked With Food Traceability System
著者名: 松村 康弘(公立はこだて未来大学),栗山 徹(公立はこだて未来大学),山田 真梨子(公立はこだて未来大学),木村 恭理(公立はこだて未来大学),斉藤朝輝 (公立はこだて未来大学),三上 貞芳(公立はこだて未来大学)
著者名(英語): Yasuhiro Matsumura(Future University - Hakodate),Toru Kuriyama(Future University - Hakodate),Mariko Yamada(Future University - Hakodate),Kyosuke Kimura(Future University - Hakodate),Asaki Saito(Future University - Hakodate),Sadayoshi Mikami(Future Univers)
キーワード: トレーサビリティ|コンテンツマネジメントシステム|携帯電話|一次産業|食の安全安心|Traceability|Contents Management Systems|Mobile Phone|Primary Products|Food Safety and Reliability
要約(日本語): 携帯電話の2次元コード読み取り機能を用いて,食品につけられているURLを読み込んでその食品の情報を得るトレーサビリティ技術が,水産物をはじめとして一次産業の生鮮品に付加されているケースが増えている.しかしトレーサビリティ情報として多くのシステムで提供されているコンテンツは,生産地や使用薬品など安全安心を確認するための情報であり,消費者としては継続して見る価値があまりない情報が提供されるにとどまっている.一方でこれらを生産する生産者は,自らの生産物に関して消費者に伝えたい情報を多く持っているにもかかわらず,技術的または経済的なハードルにより,発信チャネルを持たないという理由で伝達がおこなわれていない現状がある.発表者らは,一次産業の従事者が簡単に生産環境の情報を発信するWebページを作成できるようなツール群を提供し,さらに更新したWebページから最新情報が自動的にトレーサビリティシステムに提供されて消費者に新鮮な情報が伝わるような仕組みを開発した.これを用いて実際に青森県十三漁協での活シジミトレーサビリティシステムと連係するWebシステムを開発し,生産者が継続的に維持できるような実運用システムを実現することができたので報告する.
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