自然光下における視線によるマウス操作補助システム

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS2-6

グループ名: 【C】平成20年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2008/08/20

タイトル(英語): A Support System for Mouse Operations Using Eye-gaze Input

著者名: 阿部 清彦(関東学院大学),仲山 泰弘(東京電機大学),大井尚一 (東京電機大学),大山 実(東京電機大学)

著者名(英語): Kiyohiko Abe(Kanto Gakuin University),Yasuhiro Nakayama(Tokyo Denki University),Shoichi Ohi(Tokyo Denki University),Minoru Ohyama(Tokyo Denki University)

キーワード: 視線入力|マウス操作|自然光|画像解析|強膜反射法|eye-gaze input|mouse operation|natural light|image analysis|limbus tracking method

要約(日本語): 筆者らはユーザの視線方向を計測し、その情報を用いて文字などを入力する視線入力システムを開発している。このシステムはパソコンとビデオカメラから構成され、自然光下で使用することができる。従来のシステムでは、水平方向の視線位置検出は連続的に高精度な計測を行うことができるが、垂直方向は上中下の３段階で識別していた。筆者らは、水平方向の計測に使用している強膜反射法を垂直方向にも適用することにより、注視点の２次元座標値を計測する手法を開発した。この方法を用いて、ディスプレイ上でユーザの注視点近傍へマウスカーソルを移動させるシステムを開発し、被験者５名による評価実験を行ったので、その結果を報告する。

PDFファイルサイズ: 5,600 Kバイト