高精度偏光計測用インライン型ライダーによる大気観測

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS4-2

グループ名: 【C】平成20年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2008/08/20

タイトル(英語): Atmospheric observations by high-precision polarization Inline type Lidar

著者名: 宮本 正和(千葉大学),椎名 達雄(千葉大学),本田 捷夫(千葉大学),野口 和夫(千葉工業大学)

著者名(英語): Masakazu Miyamoto(Chiba University),Tatuo Shiina(Chiba University),Toshio Honda(Chiba University),Kazuo Noguchi(Chiba Institute of Technology)

要約(日本語): 雲間放電において、大気の電離と共に電磁場が発生する。直線偏光したレーザ光を磁場に対し平行に入射することでファラデー効果が作用し、偏光面の回転が生じる。本研究では、このファラデー効果を利用することで、雷計測を可能とする高精度偏光計測用ライダーを開発した。　Nd:YAGレーザの倍波を光源とし、送受信で同一の望遠鏡を用いるインライン型光学系を持つ。また、送受信における光路を分離するために、光サーキュレータを導入している。　インライン型により最近距離50mからの計測が可能である。本報告では、開発したライダーによる大気エコーの基礎解析と評価について報告する。

PDFファイルサイズ: 2,355 Kバイト