End-to-Endの転送遅延時間を元にネットワークの負荷分散を行う適応ルーティングアルゴリズム

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS7-13

グループ名: 【C】平成20年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2008/08/20

タイトル(英語): An Adaptive Routing Algorithm for Network Load Balancing using End-to-End Transfer Delay

著者名: 鵜根 弘行(広島国際学院大学),銭飛 (関東学院大学),平田 廣則(千葉大学)

著者名(英語): Hiroyuki Une(Hiroshima Kokusai Gakuin University),Fei Qian(Kanto Gakuin University),Hironori Hirata(Chiba University)

キーワード: 強化学習|ant colony optimization|ルーティングアルゴリズム|負荷分散|reinforcement learning|ant colony optimization|routing algorithm|load balancing

要約(日本語): ネットワーク上の輻輳発生を抑えるには、二つ以上の経路にトラフィックを分散させることが効果的である。理想的には宛先ノードへの最小転送遅延時間とほぼ等しい経路を複数使用すべきであるが、ネットワークを流れるトラフィック量は常に変動しているためにそのような経路を求めることは非常に難しい。本研究では強化学習とAnts Colony Optimizationの手法を組み合わせ、各経路の転送遅延時間の計測結果から利用可能な経路を発見するアルゴリズムを提案する。同時にトラフィックを分散させることがスループットに与える影響について検証を行う。

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