交通渋滞予測分布に基づく交通信号制御

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS9-4

グループ名: 【C】平成20年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2008/08/20

タイトル(英語): Traffic Signal Control Based on Predicted Distribution of Traffic Jam

著者名: 崔成優 (早稲田大学),李大弘 (早稲田大学),申芝仙 (早稲田大学),金 鎮一(培材大学),宮崎 道雄(関東学院大学),李義頡 (早稲田大学)

著者名(英語): Chengyou Cui(Waseda University),Taehong Lee(Waseda University),Jisun Shin(Waseda University),Jinil Kim(Pai Chai University),Michio Miyazaki(Kanto-Kakuin University),Heehyol Lee(Waseda University)

キーワード: 交通渋滞|交通信号制御|ダイナミックベイジアンネットワーク|確率モデル|予測分布|Traffic Jam|Traffic Signal Control|Dynamic Bayesian Network|Probabilistic Model|Predictive Distribution

要約(日本語): 交通渋滞を解消するための有効な手法として交通信号制御が挙げられるが、交通量の予測に基づくアプローチとしてRW法やニューラルネットワークアプローチ等がある。しかしながらこれらの方法は、隣接道路からの情報を用いていない。一方、最近注目されているBayesian Networkを用いた方法もあるが、交通渋滞の予測までは至っていない。本研究では、Bayesian Networkを動的なシステムに拡張したDynamic Bayesian Networkを用いて、交差点における信号サイクル毎の赤信号時における停車台数を予測する確率モデルを構築し渋滞確率分布を予測すると共に、その予測分布に基づいて停車台数が過多となる確率、及び過少となる確率を減少させることによって、主道路と従道路の渋滞を緩和するための交通信号制御法を示す。

PDFファイルサイズ: 1,219 Kバイト