ビジョンテクノロジーのフロンティア

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC3-1

グループ名: 【C】平成20年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2008/08/20

タイトル(英語): Frontiers of Vision Technology

著者名: 坂上 勝彦(産業技術総合研究所)

著者名(英語): Sakaue Katsuhiko(National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST))

キーワード: 画像処理|マシンビジョン|安全・安心|映像監視|異常検出|image processing|machine vision|safety and security|video surveillance|detection of unusual motion

要約(日本語): 好むと好まざるにかかわらず大量の監視カメラ配置の時代へ向かっている。もはや人間がすべてのカメラのモニターを注視し続けることは不可能であることは言うまでもない。このままでは、誰も見ることのない映像を大量に録画し、唯一例外的に見るのは起こってしまった事件をあとから確認する時であるという状況になるだけである。事件が起こってしまってからは遅いのである。予兆を検知して予防をすべきであろう。やはり人間だけに頼るわけには行かない。監視カメラが、より人間的な「見守りシステム」として認められるためにこそ、コンピュータの助けが必要なのである。本稿では、このような観点から、安全・安心社会構築のためのビジョン技術についての取り組みを紹介する。

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