低出力レーザによる水素ガス濃度遠隔計測
低出力レーザによる水素ガス濃度遠隔計測
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS1-3
グループ名: 【C】平成21年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2009/09/03
タイトル(英語): Remote sensing of hydrogen gas concentration by low power laser
著者名: 朝日 一平(四国総合研究所),二宮 英樹(四国総合研究所),杉本 幸代(四国総合研究所)
著者名(英語): Ippei Asahi(Shikoku Research Institute),Hideki Ninomiya(Shikoku Research Institute),Sachiyo Sugimoto(Shikoku Research Institute)
キーワード: 水素|濃度分布|濃度計測|ラマン|hydrogen|concentration distribution|concentration measurement|Raman
要約(日本語): 水素ガス濃度計測用近距離ラマンライダーの実用化に伴い,光源のアイセーフ化が求められてきた。本研究では,光源に低出力DPSSレーザ(波長349nm,パルスエネルギー120μJ,繰返し数1kHz)を用いてライダーを構成し,水素ガス濃度計測試験を実施した。ガスセルを用いて既知濃度の水素ガスに対するライダーエコー強度を評価した結果,良好な相関が得られた。また屋外にて水素ガス漏洩を模擬した濃度計測試験を実施し,10m先における漏洩水素ガスの濃度計測が可能であることを検証した。従って,本研究におけるライダー構成により安全性を備えた水素ガス濃度遠隔計測装置が実現可能である。
PDFファイルサイズ: 3,313 Kバイト
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