脳波を用いた繰り返し学習制御による快適マッサージの実現-力センサレス化と実機による制御実験-
脳波を用いた繰り返し学習制御による快適マッサージの実現-力センサレス化と実機による制御実験-
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS8-3
グループ名: 【C】平成21年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2009/09/03
タイトル(英語): Realization of Comfortable Massage by Using Iterative Learning Control Based on EEG
著者名: 寺前 達也(鳥取大学),森本 伸哉(鳥取大学),櫛田 大輔(鳥取大学),竹森 史暁(鳥取大学),北村 章(鳥取大学)
著者名(英語): Tatsuya Teramae(Tottori University),Shinya Morimoto(Tottori University),Daisuke Kushida(Tottori University),Fumiaki Takemori(Tottori University),Akira Kitamura(Tottori University)
キーワード: 繰り返し学習制御|脳波|加速度センサ|マッサージ|Iterative Learning Control|EEG|Acceleration Sensor|Massage
要約(日本語): 現行のマッサージチェアは使用者の肩位置といった情報は考慮しているが,マッサージによって気持ちよいと感じているかなど使用者の反応をフィードバックしていない.そのため,マッサージ師が行うような適応的なマッサージはできない.
そこで,本研究ではリラックス時に出力される脳波(EEG)のα波成分に着目し,これを目標値とした繰り返し学習制御をマッサージチェアへ実装することで,使用者が安静となるよう指圧力を制御する手法の提案をした.この手法を市販のマッサージチェアを用いた実験によって検証を行い,使用者のα波が目標値に近づくという良好な結果が得られ,よりマッサージ師に近いマッサージの実現可能性を見出した.
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