正弦波状境界断面を有する 2 次元非線形衝突振動系の分岐点計算法

カテゴリ: 部門大会

論文No: MC13-2

グループ名: 【C】平成21年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2009/09/03

タイトル(英語): Calculational Method of Bifurcation Point for Two-dimensional Impact Oscillators with Sinusoidal Border

著者名: 朝長 伸吾(大分大学),津元 国親(大阪大学),高坂 拓司(大分大学)

著者名(英語): shingo Tomonaga(Oita University),kunichika Tsumoto(Osaka University),takuji Kousaka(Oita University)

キーワード: 衝突振動系|分岐現象|正弦波状境界断面正弦波状境界断面|impact oscillators|bifurcation phenomena|sinusoidal border

要約(日本語): 本稿では衝突振動系における一般的な分岐解析法の確立を念頭に，正弦波状境界断面を有する 2 次元自律系衝突振動系にみられる分岐点の計算法を提案する．まず自律系で記述される衝突振動系に対して，正弦波状に振る舞う 2 つの境界断面を定義し Poincare 写像を構成する．次に，Poincare 写像の微分およびそれらの要素を導出し，固定点およびその特性乗数の計算法を明らかにする．最後に，上記解析手法をある Rayleigh 型回路で模擬される2 次元衝突振動系に適用することでその正当性を確認する．

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