離散時間カオス・ニューラルネットワークに見られる振動応答の引力圏

カテゴリ: 部門大会

論文No: MC13-4

グループ名: 【C】平成21年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2009/09/03

タイトル(英語): Basin of Oscillatory Responses Observed in a Discrete-Time ChaoticNeural Network

著者名: 武藏 美緒(徳島大学),藤本 憲市(徳島大学),吉永 哲哉(徳島大学)

著者名(英語): mio Musashi(The University of Tokushima),ken'ichi Fujimoto(The University of Tokushima),tetsuya Yoshinaga(The University of Tokushima)

キーワード: 非線形問題|離散時間力学系|ニューロン結合系|引力圏|数理モデル|nonlinear problem|discrete-time dynamical system|coupled chaotic neurons|basin|numerical model

要約(日本語): 高次数周期の振動応答の発生を目的として筆者らが提案した離散時間カオス・ニューロン結合系モデルでは，系に与える初期値の違いにより，位相的性質の異なる数種類の振動応答がみられるパラメータ領域が存在する．本稿では，３個のニューロンが結合した系を対象とし，各ニューロンへの直流入力値の変化により，各振動応答に至る初期値領域が変化することを示し，振動応答の発生機構を検討している．結果は，系を画像領域分割システムに応用したときの設計問題やシステム性能に関して重要である．

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