画像処理によるＭＲ画像からの組織抽出と３次元表示についての検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS5-6

グループ名: 【C】平成21年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2009/09/03

タイトル(英語): A study on extraction and 3D representation of tissue by image processing of magnetic resonance images.

著者名: 大浦 邦彦(国士舘大学),神津 薫(国士舘大学)

著者名(英語): Kunihiko Oura(Kokushikan University),Kaoru Kouzu(Kokushikan University)

キーワード: ＭＲ画像|3次元表示|組織抽出|画像処理|magnetic resonance image|3D representation|tissue extraction|image processing

要約(日本語): 本報告では磁気共鳴イメージング装置（MRI）で撮影された画像を処理し、病変などの特定組織を自動抽出するようなシステム構築を目指して検討した結果を示す。各断層部位におけるT1強調画像とT2強調画像の濃度比較から体内組織の推定をおこなうという事実をふまえ、2種類の強調画像での典型的な濃度の組み合わせと組織との関係をまとめたうえで、それらを表現できる階調値を選ぶ。さらに比較の際に位置を正確に合わせ、より使用者に分かりやすい３次元表示ができる視点についても検討する。本システムによるとMR画像からある程度自動的に病変等の組織部位を推測することができ、その有効性は大きいと期待される。

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