Dynamic Bayesian Networkを用いた予測確率分布に基づく生産計画調整

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS6-8

グループ名: 【C】平成21年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2009/09/03

タイトル(英語): Production Adjusting Method based on Predicted Distribution of Inventory　using Dynamic Bayesian Network

著者名: 申芝仙 (早稲田大学),朴永和 (早稲田大学),文啓庄司 (福岡工業大学),李羲頡 (早稲田大学)

著者名(英語): JiSun Shin(Waseda University),YeongHwa Park(Waseda University),Shoji Fumihiro(Fukuoka Institute of Technology),HeeHyol Lee(Waseda University)

キーワード: グラフィカルモデリング|ダイナミックベイジアンネットワーク|生産計画調整|確率分布|graphical modeling|Dynamic Bayesian Network|Production Adjusting Method|probabilistic distribution

要約(日本語): 最近の製造業は，同種製品製造会社間の競合が激しく顧客の少量多品種の要求を満たす努力のみならず，不確実な受注や突発の注文にも対応できる生産体制をとることが要求されており，これによる在庫量の増加は，企業の経営を悪化させる要因ともなっている。このような不確定要因の多い状況下で安定した企業経営を維持するためには，適切な生産在庫管理を行うことが極めて重要である。本報告では、実際の自動車部品製造ラインにおいて、生産量や納品量、在庫量に影響を与える諸要因に対するDynamic Bayesian Networkモデルを構築し、納期を適切に保証するように生産計画を逐次調整する生産計画調整アルゴリズムを示す。ここでは過少・過剰在庫となる確率分布を予測し、ある確率値以下になるように生産計画更新修正を行うことで適正在庫を維持する。

PDFファイルサイズ: 2,780 Kバイト