【特別講演】応力発光体を用いたセンシング ─「見えない」危険を可視化する技術
【特別講演】応力発光体を用いたセンシング ─「見えない」危険を可視化する技術
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC8-1
グループ名: 【C】平成21年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2009/09/03
タイトル(英語): Sensing Technology with Elasticoluminescence -Visualizing 'Invisible' Defects in Structures
著者名: 徐超男 (産業技術総合研究所)
著者名(英語): chao-nan Xu(National Institute of Advanced Industrial Science and Technology)
キーワード: 弾性発光|応力発光|応力集中|ダメージセンサ|可視化|Elasticoluminescence|Mechanoluminescence|Stress concentration|Damage sensor|Visualization
要約(日本語): 筆者らが世界で初めて開発した「応力発光体」は,弾性変形領域の微小な変形により強い発光を示す材料である.この材料を用いると,微小な弾性変形から,塑性変形,破壊までのさまざまな力学現象を可視化できることが実証されている.最近,筆者らは外側から直接見ることのできない構造物の欠陥とその危険レベルを,応力発光体の発光強度分布を利用して可視化する技術を開発した.これにより,構造物に潜んでいる欠陥の存在と,その危険レベル(応力集中)を同時に検出可能なだけでなく,微細な亀裂の発生とその進展を,応力発光によりその場で可視化することができた.応力分布の可視化を始め,パイプラインやタンク,航空機等の安全管理,非破壊検査への応用が期待される.
PDFファイルサイズ: 4,460 Kバイト
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