石炭ガス化炉におけるスラグ固化判定
石炭ガス化炉におけるスラグ固化判定
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC8-5
グループ名: 【C】平成21年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2009/09/03
タイトル(英語): Ditection of Solidified Slag for Coal Gasifier Plant
著者名: 村田 博士(電力中央研究所),中島 慶人(電力中央研究所),渡邊 裕章(電力中央研究所)
著者名(英語): Hiroshi Murata(Central Research Institute of Electric Power Industry),Chikahito Nakajima(Central Research Institute of Electric Power Industry),Hiroaki Watanabe(Central Research Institute of Electric Power Industry)
キーワード: 石炭ガス化炉|スラグ|動画像処理動画像処理|coal gasifier|slag|video processing
要約(日本語): 石炭ガス化炉では,石炭中の灰分を炉内で熔融し,スラグとして炉外へ排出している.スラグは,運転条件によって,ガス化炉の排出口で固化してしまう場合がある.スラグの排出が確保されないとプラントを運転できなくなるため,石炭ガス化炉の排出口から安定的にスラグを流出させる必要がある.
スラグの排出状況は,運転員が24時間体制で排出映像を監視し,スラグ固化による排出不全時は,スラグ溶融バーナーを点火して,固化した部分を溶融し取り除いている.このスラグ溶融バーナーの点火判断は,運転員個々人の経験に基づいて行われている.また,溶融バーナーの点火はガス化炉の運転効率を下げることにもつながる.そのため,運転員の負担軽減と,経済的な運転の観点から,個々人の技量に依らないバーナー点火時期の自動判定が重要な課題となっている.そこで本論文では,監視映像におけるスラグ固化状態の特性から,スラグの固化状態を判定する方法を提案する.
PDFファイルサイズ: 5,158 Kバイト
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