イオントフォレーシスによる5-aminolevulinic acidの経皮吸収促進効果の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC10-3

グループ名: 【C】平成21年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2009/09/03

タイトル(英語): Iontophoretic Delivery of 5-Aminolevulinic Acid

著者名: 秋本眞喜雄(関東学院大学),宮崎道雄(関東学院大学),玉田康彦(愛知医科大学),尾見徳弥(クイーンズスクエアメディカルセンター),前田憲寿(東京工科大学),西村朋史(アトム技研),田村睦(プロコム)

著者名(英語): Akimoto makio(Kanto Gakuin University),Miyazaki michio(Kanto Gakuin University),Tamada yasuhiko(Aichi Medical University),Omi tokuya(Queen's Square Medical Center),Maeda kazuhisa(Tokyo University of Technology),Nishimura tomonori(Atom Giken Co.,Ltd)

キーワード: イオントフォレーシス|光線力学的療法皮膚疾患|皮膚疾患|iontophoresis|photodynamic therapy|5-aminolevulinic acid (5-ALA)|skin disease

要約(日本語): 光線力学的療法は腫瘍親和性光感受性物質(5-ALA)と光線との併用により悪性腫瘍内で光化学反応を惹起させ、腫瘍細胞を選択的に死滅させる治療方法の一つである。しかし、光感受性物質の皮膚への吸収性は極めて悪いため、長時間の治療時間を必要とし、一般外来診療での適応には制限がある。本研究は皮膚に微小な電流を流してイオン性薬物の経皮吸収性を促進させるイオントフォレーシスに着目し、光感受性物質の短時間導入を試みた。その結果、光感受性物質が短時間で皮膚吸収することが確認され、治療時間が大きく短縮できた。

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