複数の忘却係数を用いる複数音源定位の一検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS5-3

グループ名: 【C】平成22年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2010/09/02

タイトル(英語): A Study on Multiple Sound Source Localization using Multiple Forgetting Factor

著者名: 前田 繰一朗(東京電機大学),陶山 健仁(東京電機大学)

著者名(英語): Souichirou Maeda(Tokyo Denki University),Kenji Suyama(Tokyo Denki University)

キーワード: 音源定位|マイクロホンアレ〓|スパース性スパース性|sound source localization|microphone array|sparseness

要約(日本語): 本研究では,音声の局在時間を考慮した,音声のスパース性に基づくRoot-MUSICを用いた複数音源定位について検討する。提案法では,忘却係数値と相関行列算出時の有効なデータ長の関係を求め,その関係から異なる局在時間に対応する複数の相関行列を算出する。その相関行列を用いてRoot-MUSICにより推定結果のヒストグラムを作成し,外れ値に頑健な混合コーシー分布をフィッティングすることで,音源方向推定を行う。実環境実験により,提案法の有効性ならびに提案法がマイクロホン数以上の音源の定位が可能であることを示す。

PDFファイルサイズ: 4,435 Kバイト