温度センサ回路の広動作範囲化および高感度化に関する一考察

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS11-1

グループ名: 【C】平成22年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2010/09/02

タイトル(英語): A consideration of wide operating range and high sensitivity temperature sensor circuits

著者名: 坂元 亮太(宮崎大学),淡野公一 (宮崎大学),末崎将成 (宮崎大学),田村 宏樹(宮崎大学),外山 貴子(宮崎大学)

著者名(英語): Ryota Sakamoto(Miyazaki University),Koichi Tanno(Miyazaki University),Masanari Suezaki(Miyazaki University),Hiroki Tamura(Miyazaki University),Takako Toyama(Miyazaki University)

キーワード: 温度センサ|PTAT|ダイオード|スイッチドキャパシタ|temperature sensor circuit|PTAT|diode|switched capacitor

要約(日本語): 本論文では,温度に比例した電圧を出力する離散型の温度計センサ回路について述べている.提案する回路は,正のPTAT電圧から負のPTAT電圧を減算することで,測定範囲と測定感度のトレードオフを解決した回路構成になっている.さらに,回路の冗長部分を時分割共有し,使用するオペアンプを弱反転領域で動作させることで,低消費電流化を実現している.本報告では,提案回路のSPICEによる評価結果を報告する。

PDFファイルサイズ: 2,576 Kバイト