光適応機構を有する概日時計の明暗サイクルへの同調の分岐解析

カテゴリ: 部門大会

論文No: MC2-1

グループ名: 【C】平成22年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2010/09/02

タイトル(英語): Bifurcation Analysis for Entrainment of Circadian Clock with Light Adaptation to Light-dark Cycles

著者名: 津元 国親(大阪大学),黒澤 元(理化学研究所),吉永 哲哉(徳島大学),合原 一幸(東京大学)

著者名(英語): Kunichika Tsumoto(Osaka University),Gen Kurosawa(RIKEN),Tetsuya Yoshinaga(Tokushima University),Kazuyuki Aihara(The university of Tokyo)

キーワード: 分岐|同調|光適応機構|明暗サイクル|数理モデル|Bifurcation|Entrainment|Light Adaptation|Light-Dark Cycles|Mathematical Model

要約(日本語): 生物における様々な生理現象は,生物固有の時計によって影響を受けている.その時計は,24時間周期で変化する明暗サイクルへ同期することが可能である.近年,アカパンカビや哺乳類には,光適応と呼ばれる時計遺伝子の発現制御機構の存在が明らかとなった.この光適応機構が,生物時計の同調にとってどのような利点があるのかを理解するため,遺伝子発現の光適応機構を組み込んだ概日振動子モデルの明暗サイクルへの同調を調べた.

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