衝突振動を模擬した電気回路モデルにみられる超安定周期解

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS12-5

グループ名: 【C】平成24年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2012/09/05

タイトル(英語): Almost Stable Periodic Orbit in an Electric Bouncing Ball Model

著者名: 細川 純(大分大学),麻原 寛之(大分大学),合原 一幸(東京大学),Soumitro Banerjee(Indian Institute of Science Education and Research ( IISER ) Kolkata),高坂 拓司(大分大学)

著者名(英語): Jun Hosokawa(Oita University),Hiroyuki Asahara(Oita University),Kazuyuki Aihara(Institute of Industrial Science,The University of Tokyo),Soumitro Banejee(IISER Kolkata),Takuji Kousaka(Oita University)

キーワード: 衝突振動系|分岐現象|Poincare 写像|安定性解析|Impact oscillator|Bifurcation phenomena|Poincare map|Stability analysis

要約(日本語): 衝突振動系にみられる非線形現象を本質的に理解するため，バウンシングボールの挙動を模擬した電気回路モデルが提案された．先に我々も広いパラメータ空間から回路にみられる振動現象を観察し，ダイオードの働きによって解軌道が一時的にほぼ拘束された状態に陥る現象を確認した．上記現象は他の衝突振動系においても生じる可能性があるが，そのメカニズムに関する理論的な検討は皆無である．本研究では，上記現象の安定性解析を行う．

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