磁性竹粉ボードの材料定数に関する実験的検討
磁性竹粉ボードの材料定数に関する実験的検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS12-8
グループ名: 【C】平成24年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2012/09/05
タイトル(英語): Experimental Study on Material Constant of Powder-Type Magnetic Board using Bamboo Powder
著者名: 村上 和也(岩手大学),岡 英夫(岩手大学),三浦 健司(岩手大学),久保田 賢二(岩手大学),関野 登(岩手大学),浪崎 安治(岩手県工業技術センター)
著者名(英語): Kazuya Murakami( Iwate University),Hideo Oka( Iwate University),Kenji Miura( Iwate University),Kenji Kubota( Iwate University),Noboru Sekino( Iwate University),Yasuji Namizaki(Iwate Industrial Research Institute)
キーワード: 高周波電磁特性|竹粉|複合材料|磁性木材|磁性流体電波吸収体|high-frequency electromagnetic characteristics|bamboo powder|composite material|magnetic wood|magnetic fluidwave absorbor
要約(日本語): 近年の居住空間内における電磁波環境の悪化に伴い、電波吸収機能を有する建材ボードが要求されている。これまで岡研究グループは、木粉を用いた磁性電波吸収ボードの研究を行ってきており、木粉に磁性流体を含浸させた磁性木粉を用いることによって、従来の木質系電波吸収ボードに比べて整合周波数の調整と最大反射減衰量の向上が可能であることを明らかにしてきた。また、筆者等は新たに、竹粉を用いたパーティクルボードについて検討しているが、木粉を用いた場合と比較して、誘電特性と曲げ強度特性の面で竹粉を用いることによる優位性を明らかにしてきた。本研究では、竹粉及び竹粉に磁性流体を含浸させた磁性竹粉を用いた磁性電波吸収ボードを作製し、全乾状態における高周波電磁特性、電波吸収特性、曲げ強度特性の3つの基礎性能について検討を行った。
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