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電解絞込み型セルソーターにおける流路パラメーターの分取特性の検討

電解絞込み型セルソーターにおける流路パラメーターの分取特性の検討

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カテゴリ: 部門大会

論文No: GS13-8

グループ名: 【C】平成24年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2012/09/05

タイトル(英語): Study of Fractionated Properties by Parameter of Flow Channel in Field Constriction Dielectrophoresis Cell Sorter

著者名: 長谷川 世納(成蹊大学),伊藤 恵美子(凸版印刷),鈴木 誠一(成蹊大学)

著者名(英語): Sena Hasegawa(Seikei University),Emiko Ito(TOPPAN PRINTING CO.,LTD.),Seiich Suzuki(Seikei University)

キーワード: セルソ ター|誘電泳動|電界勾配電界勾配|Cell Sorter|Dielectrophoresis|Field Gradient

要約(日本語):  近年、再生医療のための細胞分取技術への要求が高まっている。しかし現状のセルソータ技術では感染防止のため試料ごとに流路を交換する用途には向かない。そこで本研究では微小流路中での誘電泳動による細胞分離において、流路形状による電界の絞り込みを利用した使い捨てのできるセルソーターを開発した。そして一定の電界強度でより高い分離速度を実現するため、流路の入口を狭め、電界強度のグラディエントを大きくすることで誘電泳動力を強めている。このセルソーターでは細胞懸濁液がほぼ1/2の割合で分かれる分岐部に電界を印加して、誘電泳動力を発生させ、細胞の進行方向を制御した。 実際に作製された流路では8[mm/s]の流速で分離が実現された。これは体積換算でフローサイトメトリーの1/100程度の流速に当たる。微細流路の並列化による高速化と、細胞への機械的衝撃の小ささを考慮すると、実用的な医療用セルソータとしての可能性がある。

PDFファイルサイズ: 4,107 Kバイト

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