Temporal Templateを用いた重交通量計測
Temporal Templateを用いた重交通量計測
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC4-5
グループ名: 【C】平成24年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2012/09/05
タイトル(英語): Measurement of heavy traffic using Temporal Template
著者名: 柄目卓磨 (弘前大学),小野口 一則(弘前大学)
著者名(英語): Takuma Tsukanome(Hirosaki University),Kazunori Onoguchi(Hirosaki University)
キーワード: テンポラルテンプレート|VICS|重交通流計測|速度推定|リアルタイム処理夜間|Temporal Template|VICS|Measurement of heavy traffic|Speed estimation|Real time processingNighttime
要約(日本語): 本稿では、昼夜を問わずに重交通流計測を行う新規手法を提案する。主にジェスチャー認識分野で用いられるモデルであるTemporal Templatesを作成し、通過車両の平均速度を算出する。提案手法は、車両を個別に抽出・追跡せずに速度が算出できるので、画像上で車両が重なり、個々の車両の切り出しが困難な場合においても交通流の計測が可能である。Temporal Templatesの性質上、車両が道路上に存在しない場合と、渋滞などで車両が停止している場合を識別することは困難である。この問題を解決するために、背景差分画像とTemporal Templates画像を併用する。もしTemporal Templates画像に車両の動作履歴が含まれていない場合、背景差分画像に前景領域が存在すれば、道路上で車両は完全に停止していると判定し、前景領域が存在しなければ、道路上に車両は存在しないと判定する。評価実験の結果は、本手法が環境によらず、重交通流計測に有用であることを示している。
PDFファイルサイズ: 4,397 Kバイト
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