進化的計算を用いたＲＮＡ配列設計における遺伝的オペレーターの効果

カテゴリ: 部門大会

論文No: MC7-4

グループ名: 【C】平成24年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2012/09/05

タイトル(英語): Effects of Genetic Operators in the RNA Sequence Design using Evolutionary Computation

著者名: 伊藤 裕(弘前大学),種田晃人 (弘前大学)

著者名(英語): Yu Ito(Hirosaki University),Akito Taneda(Hirosaki University)

キーワード: 多目的遺伝的アルゴリズム|逆問題|RNA二次構造予測|非優越ソート遺伝的アルゴリズム２|multi-objective genetic algorithm|inverse problem|RNA secondary structure prediction|non-dominated sorting genetic algorithm 2

要約(日本語): RNA配列はACGUからなる塩基配列として表すことができる生体高分子である。AとU、CとGの間で塩基対を組むことでRNA配列の機能において重要な役割を果たす特徴的な構造（二次構造）を形成する。RNA配列の機能は二次構造により決まると考えられることから、指定した二次構造を持つRNA配列を設計することができれば人工的に機能性RNA配列を設計することが可能となる。指定した二次構造を持つRNA配列の設計は二次構造予測の逆問題として定義でき、進化的計算により解くことが可能である。本発表では、RNA配列設計のための多目的遺伝的アルゴリズムについて発表を行う。配列設計の遺伝的アルゴリズムでは、塩基配列を変化させるための遺伝的オペレーターを使用する。複数の遺伝的オペレーターの組み合わせについて調査を行い、その配列設計性能への影響について報告する。

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