水平垂直同領域キャリブレーション法を用いた視線によるマウス操作補助システム
水平垂直同領域キャリブレーション法を用いた視線によるマウス操作補助システム
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS4-1
グループ名: 【C】平成24年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2012/09/05
タイトル(英語): A Support System for Mouse Operations using Horizontal and Vertical Calibration based on a Single Detection Area
著者名: 佐藤寛修 (関東学院大学),阿部 清彦(関東学院大学),大井尚一 (東京電機大学),大山 実(東京電機大学)
著者名(英語): Hironobu Sato(Kanto Gakuin University),Kiyohiko Abe(Kanto Gakuin University),Shoichi Ohi(Tokyo Denki University),Minoru Ohyama(Tokyo Denki University)
キーワード: 視線入力|マウス操作|自然光下|画像解析|強膜反射法|Eye-gaze input|Mouse operation|Under natural light|Image analysis|Limbus tracking method
要約(日本語): 著者らは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者などの肢体不自由者向けに、自然光下で利用可能な視線入力システムを開発している。本システムは特殊な画像処理装置やセンサが不要であり、パソコンと市販のビデオカメラを用いて、単純な画像解析によって視線方向を検出する。これまで、画面上の注視点の水平および垂直座標を検出可能にし、マウスカーソルをユーザの注視点に移動する応用システムを開発した。従来のシステムでは、まぶたが計測領域へ含まれることが精度低下の一因であったため、本稿で述べる新システムには、まぶたを含まない領域を画像中から自動抽出する手法を適用する。また、2次元的な視線移動が水平および垂直座標の計測値に及ぼす影響を考慮したキャリブレーション法を適用し、より高精度な注視点計測を目指す。これらの手法を含めたマウス操作補助システムを開発し、従来よりも高速に操作可能であることが確かめられたので、報告する。
PDFファイルサイズ: 6,787 Kバイト
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