歩行運動に関連した脳波の特徴抽出
歩行運動に関連した脳波の特徴抽出
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS10-9
グループ名: 【C】平成24年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2012/09/05
タイトル(英語): Walking Motion Feature Detection System Based on EEG Analysis
著者名: 倉本 展尚(徳島大学),伊藤伸一 (徳島大学),佐藤 克也(徳島大学),藤澤 正一郎(徳島大学)
著者名(英語): Nobuhisa Kuramoto(the University of Tokushima),Shinichi Ito(the University of Tokushima),Katuya Sato(the University of Tokushima),Shoichiro Fujisawa(the University of Tokushima)
キーワード: 脳波|EEG
要約(日本語): 本研究は片麻痺高齢者の歩行を支援するロボットの作成を目的としている.その先駆け研究として、歩行運動に関連した脳波の特徴を抽出している.提案手法として、ノイズ除去にモルフォロジカルフィルタ、脳波のパターン分類にサポートベクターマシン(SVM)を利用する.これらの提案手法が有意性であることを検証するために,歩行動作の実験を行なった.被験者5名で行なった.被験者は乾式簡易脳波計測装置を装着して,圧力センサが装着されたスリッパを履く.この圧力センサは,歩行動作を確認するためである.装着後,目を閉じて10秒ほどリラックスする.次に,2秒間隔で笛を鳴らし,「右足を前に出す」,「右足を後ろに下げる」という動作を笛が鳴るごとに繰り返す.この動作を1試行とし,12試行行なう.この実験の結果から,歩行動作開始直前の脳波が特異的であることが確認された.特異的な信号をトリガーとしてパターン分類した結果,正答率が88%であった.
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