脳波による味覚評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS10-10

グループ名: 【C】平成24年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2012/09/05

タイトル(英語): Estimation of the Taste by EEG

著者名: 多和田 敬介(慶應義塾大学),満倉 靖恵(慶應義塾大学)

著者名(英語): Keisuke Tawada(Keio University),Yasue Mitsukura(Keio University)

キーワード: 脳波|味覚|Electroencephalogram|Taste

要約(日本語): 本稿では，脳波による味覚の評価を行なう．近年，脳内の神経活動に関する情報をマーケティングに利用するニューロマーケティングが注目されている．従来，商品の評価にはアンケートが用いられる．しかしながら，アンケートによる評価では客観的な評価や逐次的な評価は困難である．そこで，脳波のような脳から得た情報を用いてヒトの感性を読み取り，商品開発に利用することが期待されている．このような技術を開発するため，脳波からヒトの感性を抽出する手法が必要とされる．本稿では，脳波から味覚に関する感性を抽出することを目的とし，脳波による感性分類および感性の定量化を行なう．本手法を用いて脳波から味覚に関する嗜好を抽出することにより，客観的な食品の評価を行なうことが期待される．

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