視覚への依存が少ないパソコン表示情報の伝達手法に関する研究 効果音付加の有効性
視覚への依存が少ないパソコン表示情報の伝達手法に関する研究 効果音付加の有効性
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS11-3
グループ名: 【C】平成24年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2012/09/05
タイトル(英語): A Study on Communication Method of Displayed Information on PC that Depends Less on Visual Ability - Effectiveness of the Sound Effects -
著者名: 飛田 和子(湘南工科大学),本多 博彦(湘南工科大学)
著者名(英語): Kazuko Tobita(Shonan Institute of Technology),Hirohiko Honda(Shonan Institute of Technology)
キーワード: ヒューマンインターフェース|効果音|支援技術|サウンドスケープ|Human Interface|Sound Effects|Assistive Technology|Soundscape
要約(日本語): パソコンを利用していると、ポップアップなどの情報提示やエラーが発生した時にはメッセージ画面に加えて音が鳴り、ユーザの注意を引く役割を果たしている。逆に、イベントが発生しなければ無音であることが多く、何も操作をしていない定常状態では、画面を確認しなければ現在の状態を知ることが出来ない。本研究では、視覚への依存を少なくすることに着目し、定常状態の画面情報に音の情報を付加し、その音を聞き分けることで現状を判断する方法を検討する。試作した簡易メールツールに、異なる複数の効果音を付加し、その効果音により定常状態の画面情報の判断や操作時間の短縮が可能か検証を行った。その結果、画面に囚われなくても効果音で状態把握が可能であり、操作時に必要な画面の確認頻度も減少をみせた。本発表では、基本的なツールを用いたデモンストレーションを交えながら、効果音付加による有効性についての報告を行う。
PDFファイルサイズ: 3,826 Kバイト
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