多チャンネル表面筋電図を用いた伝播波解析
多チャンネル表面筋電図を用いた伝播波解析
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS11-7
グループ名: 【C】平成24年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2012/09/05
タイトル(英語): A study for Conducting waves by using the multi-channel surface EMG
著者名: 小菅 智裕(電気通信大学),板倉 直明(電気通信大学),水戸 和幸(電気通信大学)
著者名(英語): Tomohiro Kosuge(The University of Electro-Communication),Naoaki Itakura(The University of Electro-Communication),Kazuyuki Mito(The University of Electro-Communication)
キーワード: 表面筋電図|筋線維伝導速度|EMG|MFCV
要約(日本語): 筋線維の活動電位は、神経筋接合部での化学的な作用により発生し、筋線維に沿って伝播する。この活動電位の測定について、近年では針電極に代わり表面筋電図からの測定が検討されている。表面筋電図を用いた場合、複数の運動単位からそれぞれ発生する活動電位による、干渉電位として観測される。そこで、表面筋電図における筋電波形を個々に観察出来れば、筋収縮時における運動単位の動員メカニズム等を考察出来る可能性がある。先行研究では、多チャンネル表面筋電図における伝播波に着目し、隣接チャンネル間の筋電波形の形状や伝播速度を考慮することで、伝播波を定量的に判定する手法を考案した。これにより多チャンネルに渡る伝播波を個々に観察することが可能となった。この手法を用いて、筋収縮時における多チャンネル表面筋電図上の伝播波を抽出し、波形形状や分布等の変化を解析することで、伝播波の特徴に関して検討を行う。
PDFファイルサイズ: 5,281 Kバイト
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