ニオイ刺激のバイオフィードバック応用に向けた脳・循環器応答の評価
ニオイ刺激のバイオフィードバック応用に向けた脳・循環器応答の評価
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS3-9
グループ名: 【C】平成24年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2012/09/05
タイトル(英語): Evaluation of brain and cardiovascular response to olfactory stimulation for biofeedback application
著者名: 岸田 悠志(東京大学),沼田 崇志(東京大学),小川 雄太郎(東京大学),竹野 翔兵(東京大学),小谷 潔(東京大学),神保 泰彦(東京大学)
著者名(英語): Yuji Kishida(University of Tokyo),Takashi Numata(University of Tokyo),Yutaro Ogawa(University of Tokyo),Shohei Takeno(University of Tokyo),Kiyoshi Kotani(University of Tokyo),Yasuhiko Jimbo(University of Tokyo)
キーワード: ニオイ|脳波|循環器|自律神経|Olfactory|EEG|Circulation|Autonomic Nerves
要約(日本語): ニオイはアロマテラピー等で広く用いられているが、ヒトに与える生理学的影響には不明な点が多い。ニオイ刺激の影響は、梨状葉や視床下部を介して延髄からの信号が自律神経を通り,数秒程度で循環器に伝わる短期的な経路だけでなく,内分泌系における興奮伝達ホルモンの分泌により数分から数十分かけて循環器に伝わる長期的な経路があるとされている。そのため,ニオイをバイオフィードバックと組み合わせて高度な制御を行い、覚醒度維持などのアプリケーションを実現させるためには、ニオイに対する身体の応答を短期的および長期的に調べる必要がある。そこで本研究では、ニオイによる脳・循環器の変化を定量的に評価するためのシステムを用いて、ヒトにグレープフルーツやラベンダーのニオイ刺激を与えたときの脳波および心電図を測定し,ニオイ刺激が脳と循環器に与える影響を評価した。
PDFファイルサイズ: 1,980 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
