トラフィック削減用ネットワークノードにおける通信キャッシュの有効利用

カテゴリ: 部門大会

論文No: PS5-10

グループ名: 【C】平成24年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2012/09/05

タイトル(英語): Efficient packet cache utilization of a network node for traffic reduction

著者名: 大高友樹 (弘前大学),齋藤 靖之(弘前大学),成田 明子(弘前大学)

著者名(英語): Yuki Otaka(Hirosaki University),Yasuyuki Saito(Hirosaki University),Akiko Narita(Hirosaki University)

キーワード: トラフィック削減|ネットワークノード|通信キャッシュ|TCP|traffic reduction|network node|packet cache|TCP

要約(日本語): 本研究室では、動画配信に代表される短時間内に内容が重複するデータの増加に対して、通信キャッシュを有するトラフィック削減用ネットワークノードを提案してきた。キャッシュヒットする削減対象のデータ以外が増加するとキャッシュヒット率が低下し、十分なトラフィック削減効果が得られなくなる問題に対する対策を行った。具体的には、通信キャッシュに記録されたデータが削減対象であるかをコネクション情報から判別して削減対象外のデータを優先的にキャッシュから追い出すアルゴリズムを提案・実装し、問題となっていたトラフィック削減効果の低下を防ぐことに成功した。

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