ランガサイト系圧電単結晶の音響関連物理定数と温度係数の測定

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC1-7

グループ名: 【C】平成24年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2012/09/05

タイトル(英語): Measurements of Acoustical Physical Constants and Their Temperature Coefficients of Langasite Crystal Family

著者名: 大橋雄二 (東北大学),吉田 斉師(東北大学),唐木 智明(富山県立大学),呂 涛(富山県立大学),荒川 元孝(東北大学),安達 正利(富山県立大学),櫛引淳 一(東北大学)

著者名(英語): Yuji Ohashi(Tohoku University),Hitoshi Yoshida(Tohoku University),Tomoaki Karaki(Toyama Prefectural University),Tao Lv(Toyama Prefectural University),Mototaka Arakawa(Tohoku University),Masatoshi Adachi(Toyama Prefectural University),Jun ichi Kushibiki (Tohoku University)

キーワード: ランガサイト系単結晶|音響関連物理定数|温度係数|超音波マイクロスペクトロスコピー|バルク波音速漏洩弾性表面波速度|langasite crystal family|acoustical physical constants|temperature coefficient|ultrasonic microspectroscopy|bulk wave velocityleaky surface acoustic wave velocity

要約(日本語): ランガサイト系圧電単結晶は、1500℃近い融点まで相転移が生じないため、自動車エンジンの燃焼圧センサーやタービンなど高温環境下での温度・圧力センサー用材料として期待されている。筆者らの開発してきた超音波マイクロスペクトロスコピー(UMS)技術は、高精度な音響特性測定が可能である。しかしながら、UMS技術による精密測定は現状においては室温近傍の温度範囲に限られるため、上述のような高温での動作を目指す材料に対する評価に重要な高温での音響特性を計測することは困難である。本報では、La₃Ta_0.5Ga_5.3Al_0.2O₁₄(LTGA)単結晶をはじめとするランガサイト系単結晶を取り上げて、本UMS技術と広い温度範囲の温度係数を計測可能な共振法と組み合わせることで、所望の温度範囲をカバーする精密定数決定法を提案・実証する。

PDFファイルサイズ: 6,087 Kバイト