ゆらぎ値を含む音声信号の特徴量による感性的影響の調査
ゆらぎ値を含む音声信号の特徴量による感性的影響の調査
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS7-1
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Investigation of Feeling Effect by Feature Quantity Including Fluctuation in Sound Signal
著者名: 川上 裕介(香川大学),服部 哲郎(香川大学),泉 哲也(マイクロ・テクニカ),川野 弘道(NTTアドバンスドテクノロジ)
著者名(英語): Yusuke Kawakami(Kagawa University),Tetsuo Hattori(Kagawa University),Tetsuya Izumi(Micro-Technica Co.,Ltd.),Hiromichi Kawano(NTT Advanced Technology Corporation)
キーワード: 信号処理|ゆらぎ値|切片|残差二乗和|感性的印象|signal processing|fluctuation value|intercept|sum of squared errors|feeling impression
要約(日本語): 様々な領域の信号において,人間が心理的安らぎを覚える1/fゆらぎが提唱され,研究されて来ている。これは,信号のエネルギースペクトルが周波数f に対して1/f の関係となるようなパワースペクトル分布から算出される評価指標である。しかしながら,同様なゆらぎ値を有しながらも,パワースペクトル分布が異なるものがある。特に音声信号の場合,ゆらぎ値以外の要素も感性的印象に強く影響しているのではないか,という疑問が生じる。
そこで本稿では,音声信号からゆらぎ値以外にもいくつかの特徴量を抽出し,それらと感性的印象との相関についてアンケート調査に基づく分析を行う。
アンケート調査では感性形容詞を偏りの無いように選び,個々の被験者から得られた感性的印象の評価と,音声信号の特徴量との関係について統計的分析を行う。更に,その分析結果に基づいて,ゆらぎ値以外の特徴量による感性的影響について論じる。
PDFファイルサイズ: 4,964 Kバイト
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