計量経済モデルにおける再生可能エネルギー導入影響の構造分析

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS8-4

グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2013/09/04

タイトル(英語): Structural Analysis of the Renewable Energy Introduction by the Integrated Multi-Sectoral Macroeconomic and Energy Model

著者名: 東倉翔太 (京都大学),手塚 哲央(京都大学),竹下 貴之(東京大学)

著者名(英語): Shota Higashikura(Kyoto University),Tetsuo Tezuka(Kyoto University),Takayuki Takeshita(University of Tokyo)

キーワード: 計量経済モデル|再生可能エネルギー|構造分析構造分析|Econometric model|Renewable energy|Structural analysis

要約(日本語): 国内では地球温暖化の緩和政策や原子力依存度の逓減を目的として，再生可能エネルギー技術の大規模な導入が検討されている。そして、二酸化炭素排出削減目標との整合性や削減に掛かる費用の大きさ、及び国民経済上の負担等の議論が行われているが、過去の各種対策評価のためのモデル分析においては、モデルの外生変数から出力変数までの経路が不透明であり、モデルの構造に基づいた考察が不十分であると考える。そこで、本研究では、独自に産業連関モデルを含んだ多部門計量経済・エネルギー統合モデルを開発し，再生可能エネルギー導入における各部門別の影響を、入力変数から出力変数までの経路に着目し、モデルシミュレーション結果を理解するために必要な情報を、開発したモデルから抽出する方法について述べる。

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