車載蓄電池を活用した地域エネルギー管理システムの設計とシミュレーションによる検討
車載蓄電池を活用した地域エネルギー管理システムの設計とシミュレーションによる検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS8-5
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Design and Simulation of Community Energy Management System using Car Storage Batteries
著者名: 佐々木良介(名古屋大学),山口拓真(名古屋大学),稲垣伸吉(名古屋大学),川島明彦(名古屋大学),鈴木達也(名古屋大学/JST CREST)
著者名(英語): Ryosuke Sasaki(Nagoya University),Takuma Yamaguchi(Nagoya University),Shinkichi Inagaki(Nagoya University),Akihiko Kawashima(Nagoya University),Tatsuya Suzuki(Nagoya University,JST CREST)
キーワード: スマートコミュニティ|電気自動車|エネルギー管理システム|電力需給平滑化|混合整数計画問題|Smart Community|EV|Energy Management SystemMILP|MILP
要約(日本語): エネルギー管理システム(EMS)において電気自動車に搭載される車載蓄電池を活用すると,一時的に電力を蓄えることができ,エネルギーの有効利用が可能になる.家庭単位で電力需給を制御するシステムとしては家庭用エネルギー管理システム(HEMS)がある.HEMSが多数の家庭に導入された場合,電力が安い時間帯に需要が集中し,地域の電力受給バランスが崩れる可能性がある.そこで,本研究ではHEMSが群をなす地域において上位制御機構を設置し,上位制御機構が各HEMSを管理することで地域内の総消費電力を一定以内に調整する地域エネルギー管理システム(CEMS)のモデルを提案する.上位制御機構は各家庭のHEMSで予測された電力需要量と蓄電池の充放電計画をモニタリングし,その情報を基に,HEMSの電力使用量を制限する.そして,提案手法の有効性についてシミュレーションにより検証する.
PDFファイルサイズ: 5,691 Kバイト
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