光通信デバイスによる酸素ガス計測システムの開発
光通信デバイスによる酸素ガス計測システムの開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS11-5
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Oxygen measurement system using optical communication devices
著者名: 由井四海 (富山高等専門学校),水本 巌(富山高等専門学校),久世 宏明(千葉大学)
著者名(英語): Yotsumi Yoshii(Toyama National College of Technology),Iwao Mizumoto(Toyama National College of Technology),Hiroaki Kuze(Chiba University)
キーワード: ガス計測|レーザー分光法|非線形結晶素子非線形結晶素子|gas detection|laser spectroscopy|nonlinear optics
要約(日本語): はじめに 全世界的に省エネ化が進む中、ボイラーなどにおける燃焼制御の最適化は重要課題の一つとなっている。制御を最適化するにあたり、燃焼ガス中の酸素のリアルタイム計測は欠かせない。本報告では、汎用性の高い光通信デバイスを利用し、高速で多点計測への拡張が可能なレーザー分光方式により酸素の吸収測定を行った。
実験と結果 光源として、光通信用DFBレーザー(1520nm, 20mW)と導波路型PPLNモジュールを組み合わせたものを使用し、760nmの第二高調波光を酸素の吸収測定に用いた。複数の吸収線の中で、レーザーの電流と温度、非線形素子の温度、吸収線の強度を考慮した結果760.445nm(R11Q12)の吸収線が適していることがわかった。また、光路長20cmで大気圧下の酸素(20%)を測定した結果、ノイズレベル対して10倍程度の信号が確認された。詳細は講演にて報告する。
PDFファイルサイズ: 22,415 Kバイト
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