摂食時における咀嚼回数の計測 OpenCVを用いた咀嚼検出
摂食時における咀嚼回数の計測 OpenCVを用いた咀嚼検出
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC1-6
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Mastication Counter for Eating-Mastication Detection Using Optical Flow Techniques-
著者名: 宮中 大(北見工業大学),董 建(北見工業大学),張 源(北見工業大学),早川 吉彦(北見工業大学)
著者名(英語): Dai Miyanaka(Kitami Institute of Technology),Jian Dong(Kitami Institute of Technology),Xinyuan Zhang(Kitami Institute of Technology),Yoshihiko Hayakawa(Kitami Institute of Technology)
キーワード: 咀嚼|画像処理|オプティカルフロー|顔認識|mastication|image processing|optical flow|face recognition
要約(日本語): 虫歯や歯周病,顎関節症などを引き起こす原因として,摂食時における咀嚼の回数の減少が指摘されている.問題なのが,人々がよく噛んで食べていないことを自覚していないということだ.そこで我々は,webカメラで撮影した画像に処理を施し,顔検出・顔の各器官の領域抽出・咀嚼の検出・咀嚼波形の描画を行うシステムの開発を目指した.OpenCVライブラリの顔検出を利用し,検出された顔領域の座標を用いて鼻や口の各顔器官周辺の領域を指定した.咀嚼の検出については,顔の各器官の中で局所的な動きがほぼない鼻領域と,口・顎周辺の領域の2つの画像を作成し,エッジ抽出などの画像処理を施した.さらにオプティカルフローを利用しそれぞれの画像中における特徴点の移動量の差異を用いることで実現した.これらの方法を用いて,リアルタイムかつ非接触で咀嚼の回数を計測するシステムの実現を目指した.
PDFファイルサイズ: 2,791 Kバイト
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