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(招待講演)1次元結晶を伝播する複素電力について

(招待講演)1次元結晶を伝播する複素電力について

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カテゴリ: 部門大会

論文No: MC2-2

グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集

発行日: 2013/09/04

タイトル(英語): (Invited lecture) On Complex Power Propagating in One-Dimensional Crystal

著者名: 永井 信夫(北海道大学),谷本 洋(北見工業大学)

著者名(英語): Nagai Nobuo(Hokkaido University),Tanimoto Hiroshi(Kitami Institute of Technology)

キーワード: エネルギーの保存則|1次元結晶|LC梯子形回路|複素インピーダンス|複素電力固有振動|energy conservation law|1-D crystal|LC ladder circuits|complex impedance|complex powereigen oscillation

要約(日本語): 1次元結晶の運動方程式がそれを構成する各分子の変位に関する微分差分方程式で表されることはよく知られており,そのような周期系の電気的等価回路はLC梯子形回路となることもよく知られている。LC回路は相反性と無損失性を兼ね備えるので,これに反復パラメータ理論を適用すると,結果として複素インピーダンスが得られる。このアナロジーからすると,通常実関数によって解析される1次元結晶に対しても,複素電力を考える必要がある。一般に複素電力の時間積分はエネルギーを表すと理解されているが,エネルギーに関与するのは有効電力だけであり,無効電力はエネルギーには関与せずに固有振動に関与していることが示される。本報告では,以上の考察の結果として,1次元結晶の固有振動が無効電力によって引き起こされていることを論じ,波動における複素電力の重要性について述べる。

PDFファイルサイズ: 5,811 Kバイト

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