低電圧・高精度・複素型直交変調器
低電圧・高精度・複素型直交変調器
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC2-6
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Low-Voltage High-Precision Complex Quadrature Modulator
著者名: 高橋 寛太(会津大学),束原 恒夫(会津大学)
著者名(英語): Hirota Takahashi(University of Aizu),Tsuneo Tsukahara(University of Aizu)
キーワード: ソフトウェア無線|直交変調器|位相誤差|振幅誤差|software defined radio|quadrature modulator|phase error|amplitude error
要約(日本語): 本稿では, ソフトウェア無線およびにソフトウェア無線を基本アプリケーションに据えるコグニティブ無線に適した, 低電圧・低消費電力で高い変調精度を発揮する高精度・複素型直交変調器(HP-CQMOD)について述べる. 変調精度劣化の主要因である直交LO信号の位相誤差および振幅誤差に対し, 2逓倍型LOキャリブレータによりそれら誤差を補償するPassive-Type HP-CQMODを提案する. また2逓倍型LOキャリブレ タに用いる1/2分周器にFolded-Cascode構成を採用することで電源電圧の低減を図っている. シミュレーションからそれら直交変調器の有効性を確かめた. シミュレーションはSSB変調法を用い, サイドバンド抑圧比を評価指標とした. Passive-Type HP-CQMODで60dB以上のサイドバンド抑圧比を達成している.
PDFファイルサイズ: 4,129 Kバイト
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