3相PWMコンバータのためのLCLフィルタにおけるセンサレス仮想抵抗法に関する一考察
3相PWMコンバータのためのLCLフィルタにおけるセンサレス仮想抵抗法に関する一考察
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC3-3
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): A Consideration on Sensorless Virtual Resistance Damping Method for LCL Filter of Three-Phase PWM Converter
著者名: 小岩 健太(北見工業大学),Rosyadi Marwan(北見工業大学),梅村 敦史(北見工業大学),高橋理音 (北見工業大学),田村 淳二(北見工業大学)
著者名(英語): Kenta Koiwa(Kitami Instinstitute of Technology),Rosyadi Marwan(Kitami Instinstitute of Technology),atsushi Umemura(Kitami Instinstitute of Technology),Rion Tkahasi(Kitami Instinstitute of Technology),Junji Tamura(Kitami Instinstitute of Technology)
キーワード: 三相PWMコンバータ|LCLフィルタ|アクティブダンピング|仮想抵抗法|センサレス|Three-phase converter|LCL filter|Active damping|Virtual resistance|Sensorless
要約(日本語): 本論文ではLCLフィルタを介して電力系統に接続されたPWMコンバータのための新しい制御法を提案する.従来,PWMコンバータが発生する高調波を取り除くためにLまたはLCLフィルタ使われているが,LCLフィルタはLフィルタと比べ,より高調波を減衰することができる.しかし,LCLフィルタによって引き起こされる高い周波数での共振はシステムを不安定にしてしまう.この問題を解決するために,フィルタに抵抗を追加するパッシブダンピング法または仮想抵抗法やノッチフィルタを用いる方法などのアクティブダンピング法が知られている.しかし,パッシブダンピング法は追加した抵抗で損失が発生してしまい,仮想抵抗法は余分な電流または電圧センサを必要とし,ノッチフィルタはロバスト性が低いなどの問題がある.そこで,本論文では余分なセンサを必要せずにシステムを安定にする仮想抵抗法を提案し,検討を行う.
PDFファイルサイズ: 5,882 Kバイト
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