分光放射輝度と単位ベクトルによる衛星データの植被率推定法
分光放射輝度と単位ベクトルによる衛星データの植被率推定法
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS2-4
グループ名: 【C】平成25年電気学会電子・情報・システム部門大会講演論文集
発行日: 2013/09/04
タイトル(英語): Mixed Pixel Estimation of Remotely Sensed Data by the Spectral Radiance and the Unit Vector
著者名: 伊藤征嗣 (広島工業大学),小黒 剛成(広島工業大学)
著者名(英語): Seiji Ito(Hiroshima Institute of Technology),Yoshinari Oguro(Hiroshima Institute of Technology)
キーワード: Landsat-7/ETM+|植被率|単位ベクトル単位ベクトル|Landsat-7/ETM+|Vegetation fraction|Unit vector
要約(日本語): 土地利用状況の把握や,植生の生育状況を公域に把握するために,地球観測衛星画像データを用いて土地被覆状態を自動的に分類する手法は昔から研究されている。しかしながら,画素単位の分類では誤認識を起こし易く,その原因の一つとしてミクセルが考えられる。ミクセルとは1ピクセル中に複数のエンドメンバーが含まれる画素のことを示し,ピクセル中に含まれるエンドメンバーの割合を推定する。他研究では,山岳地域の衛星データに対して単位ベクトルを用いてミクセル分解法を提案している。本研究では,ヒートアイランド現象を解析するための一データとして,市街地の植被率を推定すること行うが,市街地のような複雑な形状を持っている場合は単位ベクトルによって有益な情報が欠落してしまい,良好な結果を得ることが難しい。そこで,本研究では部分的に単位ベクトルを適用することによって,ミクセル分解法の推定精度を向上させるような手法を提案する。
PDFファイルサイズ: 3,528 Kバイト
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